性感染症と避妊具の適切な着用と紫斑病様の症状

性感染症として知られるものも数が徐々に増えてきています。その予防が法律上も考えられたときには淋病や梅毒などのわずか四種類が性感染症として扱われていましたが、現在では十種類以上のものが知られるようになっています。性行為によって広まってしまうことから性感染症に分類されるため、その感染のリスクの高さについてどこで線引するかによって性感染症として取り扱われたり、除外されたりするものがあります。性病が増えてきているという事実は世の中にも徐々に知られつつありますが、未だにその理解が浸透しているとは言えません。そのため、症状と性病の関連性や予防策などについての知識が広まっていない状況が続いています。性感染症の予防において基本となるのは避妊具の着用です。避妊具があることによって性器と性器の直接の接触を避けられるからであり、完全に予防することはできなくとも感染率を下げることはできます。口と性器の接触によって感染するものも多く、避妊具を性行為の初期から着用することは高い予防効果を示します。一方、症状の観点から見落としてはならないのが紫斑病様の症状です。性感染症という名前から性器に異常が生じると考えてしまいがちですが、あくまで性行為が原因となって感染が広がる疾患です。B型肝炎に感染した場合には紫斑病のような紫斑が身体にできる場合があります。これは紫斑病のように血小板減少が起きているからであり、ウイルス性肝炎が進行することによって肝臓の線維化が進行すると血小板減少が生じることが知られています。黄疸などの典型的な症状と合わせて確認されたらB型肝炎の可能性が高く、速やかに治療を開始することが必要になります。